定番は赤白ワイン
コース料理が一般的なフレンチレストランでは、たいていコースの中にワインが入っています。
肉料理の場合は赤ワイン、魚料理の場合は白ワインが定番で、これらは食材のおいしさを最大までに引き出すことができる飲み物ですから、厳選された食材にマッチします。
特に何年物と銘打たれたワインはそれだけでかなり飲みごたえがあり、食前酒として飲むのもよし、料理の合間に楽しむのもありといつ飲んでも良いのが売りです。
フレンチそのものがたくさん出てくる料理を目で楽しむ物である以上、お酒も目で見て楽しみ、舌で味わい、料理全体を通じて楽しむことができる万能性がある飲み物と呼べるでしょう。
フレンチは全体的に量が少ないため、少しずつ料理を楽しみながらお酒を飲むスタイルが一般的です。
これには、おつまみ感覚で食べ、お酒を最大限に楽しめる工夫が凝らされています。
シャンパンなど炭酸入りのお酒もアリ
ワインよりもパンチのきいたお酒が良いと考える人にとっては、シャンパンなどを頼むのも良いでしょう。
炭酸系のお酒は飲み口がさわやかですっとした味わいがあり、こってりした肉料理などにもぴったりです。
さわやかなのでこれ単体でもぐいぐいいけますし、お酒好きな人もそうでない人も変わりなく楽しめる点はフレンチ好きから高く評価されています。
テーブルマナーに厳しいフレンチを楽しみたい場合、ジュース感覚で飲める口当たりの良いシャンパンは非常にありがたい飲み物です。
お酒に詳しくない人もメジャーなシャンパンのことなら多少は知っており、お酒の話が出ても乗ることが可能です。
料理を食べた後口の中をすっきりさせるのにもちょうどよく、どんな場面でも飲めるシャンパンは多くの人に愛されています。
甘い系のカクテルも良い
お店によってはたくさんの種類のカクテルを用意していることもあります。
ローストビーフなどこってりしたお肉系の料理が出ている時、どうしても甘いお酒が飲みたくなる人もいるでしょう。
そんな時にはカルアミルクなど甘い系のカクテルを頼むのも良いです。
辛かったり塩気の強い料理を食べ続けると口の中がその味に慣れてきます。
そこにアクセントを加える意味でも甘い系のカクテルは良い選択肢です。
お店によってはかなり幅広い種類のカクテルを作ってくれるので、スクリュードライバーやピーチフィズなど色とりどりのカクテルを楽しみましょう。
上品な雰囲気の料理に合うカクテルを頼むことで、場の雰囲気にマッチした食事を楽しむことができます。
一見フレンチに合わないように見えますが、飲んでみると意外にも合うのでびっくりするでしょう。