フレンチレストランの服装マナー

フレンチにはクラスがある

フレンチレストランも最近ではかなり身近にはなりましたが、やはりお店を存分に楽しむためには服装にも気を遣いたいところです。
フレンチレストランに行く目的は、単なる食事のためだけではなく、雰囲気を愉しむこともその一つです。
店にはクラスがありますので、行く店のクラスに合わせたドレスコードを覚えておくと、とても役立つでしょう。
フレンチレストランのクラスは、最高級がグラン・メゾンです。
その次がオーベルジュで、ここは宿泊施設が付いた高級レストランになります。
その次が規模の小さなビストロで、ここは比較的アットホームな雰囲気で、気軽に行けるレストランです。
そして、普通に利用できる庶民的なレストランがブラッスリーで、お酒も楽しめるのが魅力です。
レストランではありませんが、この下にカフェがあり、食事はしなくても飲み物を飲んでゆっくり出来る場所になります。

クラスごとに変わるドレスコード

それでは、最高級フレンチレストランであるグラン・メゾンに行く時の正式なドレスコードを覚えておきましょう。
男性はスーツが無難で、ネクタイやスカーフ、アスコットタイも着用し、革靴を履くのが基本です。
スーツでなくてもジャケットは必ず着用し、ビジネスでも通用するような服装がふさわしいでしょう。
女性はワンピースやスーツが無難で、イブニングであればドレスなどの装いがベストですが、過度の肌の露出はいけません。
アクセサリーは目立つものをつけて構いません。
靴はパンプスかヒールで、バッグは小さなものにしましょう。
オーベルジュの場合は宿泊もしますので、食事の時間になったら着替えると良いでしょう。
基本的にはグラン・メゾンと同じで構いませんが、少しリラックスした雰囲気でも構いません。
昼間は観光スタイルで構いませんが、食事の場では汚れた靴や服装、露出の高い服はNGです。
ビストロなら、あまりにもラフでなければそこまで気を遣うことはありません。
当然短パンやランニングなどはいけませんし、スニーカーやサンダルは避けたほうが無難です。

全身で時間を楽しむ

ドレスコードがあると面倒だと敬遠する人もいますが、高級フレンチはハイソサイエティの一員としてのふるまいを楽しむ時間でもあります。
変身するくらいの気持ちで装い、セレブ気分を満喫するつもりで出かけましょう。
それだけの価値のある体験ですし、華やかな気持ちにさせてくれる特別な場所です。
一度行くとすっかり虜になってしまう人もいるほど高揚できる場ですし、料理もお酒も美味しいので、是非楽しんで下さい。

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